自動車排出ガス規制ができた背景

近年、多くの人々の生活が都市生活型へと移行していきました。その結果、自動車の利用が増え、排出ガスによる大気汚染が問題となったのです。これによる健康被害も増加したことにより、日本では昭和41年から自動車排出ガス規制が開始されました。排出ガスは呼吸器疾患を誘発しているとされ、年々厳しく規制強化されています。

 
自動車が出す大気汚染物質には、窒素酸化物、一酸化炭素、炭化水素類、黒煙等があり、これらの物質の上限が法律で定められています。その主なものに大気汚染防止法、自動車NOx・PM法、都道府県条例等があります。特にディーゼル車に関しては、人々の健康を脅かす汚染物質を多く排出することから、とりわけ規制が厳しくなっています。

 
ところで、日本の各種排出ガス規制はどのような仕組みで制定されるのでしょうか。まず自動車1台分の排出ガスの許容限度を定めるのは環境大臣です。これは大気汚染防止法に基づいて定められるものであり、環境省の中央環境審議会からの答申が踏まえられています。次に規制の実施に必要な事項を決めるのが国土交通大臣です。先に決められた許容限度を確保するために「道路運送車両の保安基準」に沿って決定しているのです。

 
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